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妻が夫(自分)を立ててくれないと思った時はどうしたらいいのか?

妻が夫を立ててくれない・・・そんな風に思われている方もいらっしゃるかも知れません。

今回はそんなことについて少し考えてみたいと思います。

何故、立ててくれないのか?

妻が夫を立ててくれない・・・その理由というのも人によって様々かと思います。

何か理由があって、夫を立てようとは思わない人もいれば、夫を立てるということがどういうことかわからない・・という方もいます・・

ただ、男性は女性から尊敬されたいと思う傾向があって、男性を立ててくれる女性は、愛される女性でもあるのかも知れないですね。

さて、妻が夫である自分を立ててくれない・・・という時はどうしたらいいのでしょうか?

恐らく、相手を直接変えようと思っても、相手は変わってはくれないと思うんです。

人は誰かに言われて変わるのが嫌なもので・・その相手が例え、自分の配偶者であっても、やっぱり、誰かに言われて変わりたくはないものだと思います。

じゃあ、何もできないかというと、そうではないかも知れません。

人は変えられないけれど、自分であれば、変えることができるかも知れません。

少なくとも、自分以外の人を変えるよりもその方が自分が楽な道だと思うんです。

してもらったことを返したくなる人の心理

人はしてもらったことを返したくなる・・・そんな心理のようなものがあります。

だけど、反対に、こうしてくれと言われると、反発したくなるのも、人の心理かも知れません。

だから、妻に直接、「夫を立てるのが妻の役割だ」・・・なんて言ってしまうとうまくいかないかも・・知れません。

してもらったことを返したくなる・・・ということは、自分がして欲しいことを相手にしてあげるということが、一番の方法なのかも知れません。

自分を立てて欲しいというのは、言い換えると、自分を尊重してほしいということになるのかも知れません。

ということは、この場合は(人の心理を考えると)、妻を尊重しようとすることで、妻も同じようなことを返したくなるかも、知れません。

男性と女性は違うから・・・?

妻を尊重しようとすれば、妻も自分を尊重してくれるかも、知れません。

それでも尊重してくれないかも知れない。だけど、やってみる価値はあるかも、知れません。お二人の関係のために。そして、自分自身のために。

ただ、これをやって失敗してしまうケースもあると思います。

それはどんなことかというと、自分が尊重してほしいように相手を尊重する・・・というのはいいことだと思うのですが、男性と女性ではその尊重してほしいことが全く異なっていることが多いです。

また、人によっても尊重してほしいことは違っていて。

だから、本当の意味で相手を尊重するには、相手のことを知る必要があって、相手の立場や気持ちになってみる必要があって。

相手の気持ちになってみると、相手が喜んでくれることも少し見えてきたりします。

そういう意味で相手に与えたものは、自分にも返ってくることがどうも多いようです。

自分を立てて欲しいという思いの裏にあるものを見つける

自分を立てて欲しい・・・夫であれば、妻にそう思うことは不思議でもなんでもないことだと思います。

ただ、あまりにもその気持ちが強くなりすぎてしまって、相手に求めすぎてしまって、二人の関係がすれ違ってしまうのであれば、その強すぎる「立てて欲しい」という気持ちは少し手放した方が自分にとっても、お二人の関係にとっても、いいのかも、知れません。

自分を立てて欲しいという気持ちはある程度は持っていて当たり前の気持ちだと思います。特に男性であれば。

ただ、その気持ちが強すぎるのは、何故でしょうか・・?

その理由の一つはきっと、自分で自分を認めていないからなのかも知れません。

自分で自分をどこかでダメ出ししていたり、どこかで自分自身を・・・言い方はおかしいかも知れませんが・・・自分を軽蔑しているところがあるというか・・

自分で自分を良く思えていないと、自分がどんどん惨めになってきます。

だから、人に認めてもらう必要があって。人から自分を認めてもらう言葉が必要なわけで・・

ただ、自分で自分を認めていない時に、人からいくら言葉をもらっても、それはその場ではよくでも、本当の意味での自己肯定感にはつながらないのかも、知れません。

本当の意味での自己肯定感は、自分で自分のことを認めてあげなければ、得られないものだと思うんです。

じゃあ、自分で自分を認めるってどういうことでしょうか?

自分で自分を認めるといっても、自分を高く評価するということとは違うと思うんです。それは自分のいいところも悪いところも、自分なりに受け入れることだと僕はそう思っています。

良いところも悪いところもひっくるめで自分は自分のままでいいと思えた時、ある種の自己肯定感が自分の中に生まれます。

すると、自分の良いところが生きてきたり、輝きだしたりする。

どうもそんな風にできているようです。